流産手術を受けた病院で、流産絨毛染色体検査がでました。
染色体検査報告書
【検査結果】染色体異常が認められました。
【検査コメント】四倍体を認めました。
ひとつの受精卵に、複数の精子が受精した事による流産だったようです。
三倍体と四倍体
流産で見られる染色体異常のおよそ1/4近くがこれらの異常です。精子と卵子はそれぞれ染色体を23個(常染色体22個+性染色体1個、一倍体といいます)持っています。受精によってそれらが合体し、受精卵は23+23、計46個の染色体を持っています。ところが、1個の卵子に2つの精子が間違って受精すると、23+23+23で合計69個の染色体を持つ受精卵ができてしまいます。これが三倍体です。同様に3つの精子が受精すると四倍体(染色体数92個)になります。三倍体や四倍体は「倍数体」と呼ばれる異常ですが、このような受精卵はかなり高頻度に生じるようです。ただ、これらの多くは流産になり、出生するケースはほとんどありません。
引用元:有限会社胎児生命科学センター 流産を経験された方へ
四倍体でもまれに出産に至るとインターネット検索で確認しました。
標本はこちらです。
医院での説明用を、写真でとったものです。
ヒトの染色体像の例は、すべて対になっています。
私の流産絨毛染色体検査の結果です。
正常な染色体が2本のところ、全て4本となっています。
見本と検査結果の比較です↓
母体側の原因の流産ではなかったようです。
こちらの報告書は、別で不育症検査をしている杉ウィメンズクリニックへ持っていき、見解をいただくようにと医師にいわれました。
原因がわかるか、わからずで数をトライすべきなのか、今後の指針がきめられそうです。
検査の結果で対策があるかもしれないので、今は妊娠を控えるようにいわれています。
この2023年の7月で40歳になります。
急がば回れなのかしら。
夫は今回の検査結果から今度妊娠継続した際は、NIPT(新型出生前診断)を検討したいとの事です。
ー2023/7/30追記ー杉ウィメンズクリニックでの見解
杉ウィメンズクリニックの不育症検査にて、こちらの染色体異常について聞きました。
受精卵の染色体異常によりうまく成長できず、自然淘汰される流産との事でした。
流産率は、女性の年齢があがるとともに増加します。
血液凝固による血栓や不育症の要因ではなかったようです。
↑今後は低量アスピリン療法で妊娠にトライします。
妊娠・出産についての記事はこちらです。
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